マクロに関して、社内に「弟子」と言える人がぽつぽつと出来てきて、そうなると、自分のスキルはしっかりしたものでないと、弟子にも失礼だろうと、何か客観的にそれを示せるものがないかなと、考え、VBAエキスパート試験を受けることにした。
といっても、ほんとのところは、飲み会でさらっと自慢してドヤ顔したい、というのが本音だけど。
といってもこの試験の権威はちょっと怪しいところがある。オデッセイという一民間企業が勝手に(ということはないだろうが)、資格を設定している。といってもマイクロソフトが別の資格を設定しているわけではないので、これが日本では唯一の資格といってもいいかもしれない。
ベーシックとスタンダードの2種類あり、前者が初級、後者が中級ということらしいが、後者も中級というよりは初中級といったところだ。
3000円もする公式テキストを買った。ネットによれば、試験はほとんどこのテキストから出るということだからだ。そして実際に本番でもその通りだった。もしかしたらこの本を買わせるために、試験問題もこのテキストに沿うようにしているのでは、と思ってしまう。
実際、出題の範囲は疑問に思ってしまう。オデッセイの事前のサイトにも案内されていたから、受験者にとっては準備しやすいのだが、テーブルやフィルターといった領域に偏りすぎていないだろうか。例えばテーブルの構造化参照のコードを覚えることが、それほど大事なスキルとは思えない。
File Sytem Objectとか、2次元配列、ADOといった領域の方がより使い勝手が高いし重要だと思うのだが。。
そうは言っても受験戦争をくぐり抜けてきた身としては、試験となるとどうしても力が入ってしまい、受かった時は素直にうれしかった。